iDeCo(個人型確定拠出年金)第12回(1/2)

今回はシリーズの集大成にふさわしいテーマ 「iDeCo・新NISA・企業型DCを統合した“総合老後戦略”」 をまとめました。

これまでの知識を“全体設計”として整理し、読者が自分の人生設計に落とし込める構成にしています。

iDeCo(個人型確定拠出年金)第12回(1/2)
iDeCo・新NISA・企業型DCを統合した“総合老後戦略”
──3つの制度を組み合わせて、最強の資産形成インフラをつくる

日本の資産形成制度は、2024年以降「新NISA」「iDeCo」「企業型DC」の3本柱が揃い、世界的に見ても非常に強力な仕組みになりました。
しかし、制度が増えたことで「どれを優先すべきか」「どう組み合わせるべきか」が分かりにくくなっているのも事実です。

今回は、これまでのiDeCoシリーズの総まとめとして、
3つの制度を統合した“総合老後戦略” を体系的に解説します。

 

🧱 まず押さえるべき3制度の役割
■ 新NISA
(1)いつでも引き出せる
(2)非課税枠が大きい(最大1,800万円)
(3)投資商品の自由度が高い
→ 資産形成のエンジン

 

■ iDeCo
(1)掛金が全額所得控除
(2)運用益非課税
(3)受取時にも控除
(4)60歳まで引き出せない
→ 老後資金の土台

 

■ 企業型DC
(1)会社が掛金を負担
(2)マッチング拠出が可能な場合も
(3)商品ラインナップは会社次第
→ 会社が作る老後資金の基盤

この3つをどう組み合わせるかで、
老後資金の“安定性・成長性・節税効果”が大きく変わります。

 

 

🧭 結論:最適な順序は「新NISA → iDeCo → 企業型DCの最適化」
多くの人にとって最も合理的な順序は以下の通り。

① 新NISA(つみたて投資枠)

② iDeCo(節税効果の最大化)

③ 新NISA(成長投資枠)

④ 企業型DCの見直し(商品選択・マッチング拠出)
この順序が最も効率的に資産形成を進められます。