📊 実践的なファンド選定例(2025年時点)
→ つみたて枠では「低コスト・広域分散」、成長枠では「テーマ性・収益性」を重視
🛠️ ファンド選定のステップ
1. 投資目的を明確にする(教育資金、老後資金、住宅資金など)
2. 投資期間を設定する(10年、20年など)
3. リスク許容度を確認する(値動きへの耐性)
4. 上記3軸(信託報酬・実績・分散性)で候補を絞る
5. 証券会社の比較ツールで並べて確認する
→ 感覚ではなく「データと目的」に基づいた選定が重要
🧠 投資スクール講師からのアドバイス
私が講義で伝えているのは、「ファンド選びは“最初の一歩”であり、“継続の土台”」ということです。最初に選んだファンドが信頼できるものであれば、途中で迷うことなく積立を続けることができます。
また、ファンド選びは「他人のおすすめ」ではなく、「自分の目的」に合わせて選ぶべきです。SNSやランキングだけで決めるのではなく、信託報酬・運用実績・分散性という客観的な指標をもとに判断することが、長期的な成功につながります。
さらに、選定後も「年に1回のファンドレビュー」を行うことで、運用状況を確認し、必要に応じて乗り換えや追加投資を検討することができます。
✍️ まとめ:投資信託選びは「目的とデータに基づく判断」
新NISA制度では、投資信託が資産形成の中心になります。だからこそ、選び方を誤らず、目的に合ったファンドを選定することが重要です。
(1)信託報酬は「長期運用のコスト」 → 低コストを優先
(2)運用実績は「安心の指標」 → 純資産残高と騰落率を確認
(3)分散性は「リスク管理」 → 地域・業種・資産の広がりを重視
(4)自分の目的と期間に合わせて選定する
次回は、
「新NISAとテーマ型投資信託の活用法」について、AI・脱炭素・インフラなどのテーマ投資の可能性と注意点を解説します。どうぞお楽しみに。
