新NISAと“50代からの資産形成”─遅すぎないスタートと実践的な戦略(2/2)

🧠 老後資金とのバランス設計
1. 生活費の補填額を試算する
年金収入:月15万円
生活費:月20万円
不足額:月5万円 → 年60万円 × 20年 = 1,200万円
→ 新NISAでこの不足分を補う設計が可能

 

2. 退職金との組み合わせ
(1)退職金の一部(例:500万円)を新NISAに投入
(2)残りは現金・定期預金・個人向け国債などで保守的に管理
→ 「運用資産」と「生活資金」を明確に分ける

 

 

⚠️ 注意点とリスク管理
1. 一括投資は避ける
(1)退職金などを一度に投資すると、相場下落時のダメージが大きい
(2)数ヶ月〜1年かけて分散投資するのが理想

 

2. インフレリスクへの備え
(1)物価上昇により、生活費が増加する可能性
(2)インフラETFや金ETFなどをポートフォリオに組み込む

 

3. 取り崩しフェーズへの移行準備
(1)60代以降は「積立」から「取り崩し」へ移行
(2)配当収入+定期売却で資産寿命を延ばす

 

 

✍️ まとめ:50代からでも「遅すぎない資産形成」が可能
新NISAは、50代からの資産形成にも十分対応できる制度です。非課税・無期限・柔軟な取り崩しという特徴を活かしながら、老後資金の準備と資産寿命の延命を両立することができます。

(1)投資期間は10〜30年あり、長期運用が可能
(2)新NISAは非課税・柔軟・無期限で50代にも適した制度
(3)ポートフォリオは「成長+安定+インフレ対策」のバランス設計
(4)老後資金との連携で、安心感のある資産活用が可能

 

 

次回は、
「第51回:新NISAと“資産形成の失敗事例”から学ぶ教訓」について、ありがちな落とし穴とその回避法を解説します。どうぞお楽しみに。