🧭 受取時期をずらすべき人・ずらさない方が良い人
受取を遅らせるべき人
(1)退職金が多い
(2)60歳時点で働き続ける予定
(3)公的年金が多く、65歳時点で課税所得が高い
(4)iDeCo残高が大きく、運用を続けたい
(5)健康寿命に自信がある
早めに受け取った方が良い人
(1)60歳以降の収入が少ない
(2)公的年金が少ない
(3)生活費の補填が必要
(4)健康面で不安がある
(5)運用リスクを取りたくない
→ 受取時期は“税金+生活+健康”の3軸で決める。
🛠️ 受取時期をずらすための運用戦略
60〜65歳:安定運用へ移行
株式比率を下げる
債券・元本確保型を増やす
年金受取の準備を開始
65〜70歳:税金と生活費の調整
公的年金の受取額を確認
課税所得が低い年にiDeCoを受取
新NISAとの併用で生活費を補う
70〜75歳:最終調整
一時金か年金かを最終判断
資産寿命を延ばすための取り崩し計画
相続・贈与の視点も加える
📈 モデルケース:受取時期をずらすとどう変わるか
ケース:iDeCo残高800万円
60歳で受取 → 800万円
70歳まで運用(年3%) → 約1,075万円
75歳まで運用(年3%) → 約1,245万円
15年で約445万円の差。
もちろんリスクは調整しつつですが、
受取時期をずらすメリットは非常に大きい。
✍️ まとめ:iDeCoは“受取時期”で最終成果が決まる
iDeCoは積立時の節税メリットが注目されがちですが、
本当の勝負は「いつ受け取るか」 にあります。
(1)受取開始は60〜75歳で自由
(2)運用期間を延ばせる
(3)税金を最適化できる
(4)老後資金の取り崩し計画が立てやすい
iDeCoは「積立 → 運用 → 受取」のすべてを戦略的に設計することで、
老後資金の安心度が大きく変わります。
次回の第7回では
「iDeCoと新NISAの最適な併用順序」