iDeCo(個人型確定拠出年金)第30回(1/2)

今回はシリーズ全体の“実務の総仕上げ”となるテーマ 「iDeCo総合チェックリスト(完全版)」 をお届けします。

これまでの内容を 「チェックするだけで最適化できる」 形に体系化し、読者がすぐに実践できる構成にしました。

iDeCo(個人型確定拠出年金)第30回(1/2)
iDeCo総合チェックリスト(完全版)
──加入前から受取後まで、老後資産づくりの全プロセスを一枚で最適化する

iDeCoは制度が複雑で、
(1)加入前に何を確認すべきか
(2)積立中に何を見直すべきか
(3)50代で何を調整すべきか
(4)受取時に何を最適化すべきか
(5)受取後にどう管理すべきか
といった“時系列の最適化”が非常に重要です。

そこで今回は、
iDeCoの全プロセスを一枚で俯瞰できる「完全版チェックリスト」 を作成しました。

 

🧱 第1章:加入前チェックリスト(始める前に必ず確認)
■ 1. 制度理解
(1)iDeCoは60歳まで引き出せない
(2)掛金が全額所得控除
(3)運用益が非課税
(4)受取時にも控除がある

■ 2. 自分の加入区分を確認
(1)会社員(企業型DCあり/なし)
(2)公務員
(3)自営業
(4)専業主婦
→ 掛金上限が変わるため必須。

■ 3. 新NISAとの優先順位
(1)流動性が必要 → 新NISA優先
(2)節税効果を最大化 → iDeCo優先

■ 4. 金融機関選び
(1)口座管理手数料が無料
(2)低コストインデックスが揃っている
(3)商品数が20〜35本に厳選されている

■ 5. 積立額の決定
(1)無理なく続けられる額
(2)最初は1万円からでもOK

 

 

🧱 第2章:積立開始後チェックリスト(20〜40代)
■ 1. 商品選び
(1)全世界株式 or 米国株式
(2)低コストインデックス中心
(3)高コストアクティブは避ける

■ 2. 積立の継続
(1)暴落時も止めない
(2)積立額は年1回見直し
(3)生活防衛資金は別で確保

■ 3. 心理的リスク管理
(1)毎日残高を見ない
(2)他人の成績と比較しない
(3)市場予測に振り回されない

■ 4. 新NISAとの役割分担
(1)新NISA:流動性
(2)iDeCo:老後資金の土台

 

 

🧱 第3章:40〜50代チェックリスト(節税最大化+リスク調整)
■ 1. 掛金の最適化
(1)所得が高い人は上限まで
(2)企業型DCとの合算枠を確認

■ 2. 商品配分の調整
(1)株式70〜80% → 50〜60%へ
(2)債券・バランスファンドを追加

■ 3. 家族戦略
(1)夫婦で控除枠を分散
(2)所得の高い方がiDeCo優先
(3)子どもの教育費とバランスを取る

■ 4. 出口戦略の準備
(1)退職金の見込みを確認
(2)公的年金の見込みを確認
(3)一時金・年金・併用の方向性を検討