今回は前回の続編となる 「iDeCo実践Q&A100(後編)」 をお届けします。
出口戦略・税金・家族戦略・ケース別最適解など、実務で最も質問が多い“深い領域”をまとめた内容です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)第28回(1/2)
iDeCo実践Q&A100(後編)
──出口戦略・税金・家族戦略・ケース別最適解を一気に整理する
前編(第27回)では、
基礎
手続き
商品選び
積立戦略
の80問を扱いました。
後編では、
出口戦略・税金・家族戦略・ケース別最適解
という“iDeCoの核心部分”を扱います。
🧱 第5章:出口戦略Q&A(20問)
Q81:iDeCoは一時金と年金どちらが有利?
A:退職金の有無・公的年金額によって変わる。
退職金が多い人→年金
退職金が少ない人→一時金
両方大きい→併用
Q82:一時金の税制メリットは?
A:退職所得控除が使える。
勤続20年超なら控除額が大きく、非課税になりやすい。
Q83:年金受取のメリットは?
A:公的年金等控除が使える。
公的年金が少ない人は非課税になる可能性が高い。
Q84:一時金と年金の併用は可能?
A:可能。控除枠を最大化できるため、多くの人に最適。
Q85:受取時期はいつが良い?
A:60〜75歳で選べる。
働いている間は受取を遅らせるのが有利。
Q86:受取時期を遅らせるメリットは?
A:課税所得が低い年に受け取れるため、税負担が減る。
Q87:企業型DCと同じ年に受け取ると損?
A:退職所得控除が合算されるため、損になる可能性が高い。
Q88:企業型DCとiDeCoは受取年をずらすべき?
A:はい。控除枠を2回使えるため節税効果が大きい。
Q89:受取方法は途中で変更できる?
A:受取開始前なら変更可能。
Q90:受取後も運用すべき?
A:一部は運用継続が望ましい。インフレ対策になる。
Q91:受取後の最適な資産配分は?
A:60代:株式20〜30%
70代:株式10〜20%
80代:株式0〜10%
Q92:受取後の取り崩し順序は?
A:公的年金 → 新NISA → iDeCo → 課税口座
Q93:iDeCoを75歳まで受け取らないのはアリ?
A:アリ。税最適化の幅が広がる。
Q94:一時金受取は何年分の控除が使える?
A:勤続年数に応じて計算。20年超で控除額が大きくなる。
Q95:年金受取は何年続く?
A:金融機関によるが、5〜20年の期間が一般的。
Q96:受取時に損をしないための最重要ポイントは?
A:退職金・公的年金・iDeCoの3つを“合算して”考えること。
Q97:受取時の税金は確定申告が必要?
A:一時金は不要。年金受取は源泉徴収あり。
Q98:受取時に暴落したらどうする?
A:受取時期を遅らせることでリスクを回避できる。
Q99:受取後に破綻リスクはある?
A:資産は信託銀行で分別管理されているため安全。
Q100:出口戦略で最も重要なことは?
A:税制を理解し、受取時期と方法を最適化すること。