今回はシリーズの“実践編の総仕上げ”にふさわしいテーマ 「iDeCo実践Q&A100(前編)」 をお届けします。
読者が実際に抱きやすい疑問を体系的に整理し、すぐに実務に役立つ構成にしています。
iDeCo(個人型確定拠出年金)第27回(1/2)
iDeCo実践Q&A100(前編)
──読者の「これが知りたかった」を一気に解決する実務ガイド
iDeCoは制度が複雑で、
「調べても分からない」「どこにも書いていない」
という疑問が非常に多い制度です。
そこで今回は、
これまでのシリーズで扱ってきた内容を踏まえつつ、
実務で本当に多い質問を“Q&A形式”で100問まとめる前編 をお届けします。
前編では 基礎・手続き・商品選び・積立戦略 の4分野を扱います。
🧱 第1章:iDeCoの基礎Q&A(20問)
Q1:iDeCoは誰でも加入できますか?
A:基本的にほぼ全員加入できます。
ただし、企業型DC加入者は掛金上限が変わるため注意。
Q2:iDeCoの最大のメリットは?
A:掛金が全額所得控除になること。節税効果が圧倒的。
Q3:デメリットは?
A:60歳まで引き出せないこと。これを理解して使うのが重要。
Q4:新NISAとどちらを優先すべき?
A:流動性が必要なら新NISA、節税を最大化したいならiDeCo。
Q5:iDeCoは元本割れしますか?
A:投資商品を選べばします。元本確保型ならしませんが、インフレリスクがあります。
Q6:iDeCoは途中でやめられますか?
A:掛金停止は可能。ただし資産は60歳まで引き出せません。
Q7:専業主婦でも加入する意味はありますか?
A:節税効果はないが、運用益非課税のメリットはある。
Q8:自営業はiDeCoをやるべき?
A:最優先。掛金上限が高く、節税効果が非常に大きい。
Q9:企業型DCとiDeCoは併用できますか?
A:できます。ただし掛金上限が変わるため要確認。
Q10:iDeCoは何歳まで積み立てられますか?
A:原則65歳まで(加入可能年齢が拡大)。
Q11:受取は何歳から?
A:60〜75歳の間で選べます。
Q12:iDeCoは破綻しませんか?
A:制度として破綻しません。資産は信託銀行で分別管理。
Q13:手数料はどれくらい?
A:加入時2,829円、運用中は金融機関によって異なる。
Q14:手数料が高い金融機関は避けるべき?
A:はい。長期では大きな差になります。
Q15:iDeCoは何年運用すべき?
A:最低でも10年以上。理想は20〜30年。
Q16:iDeCoは途中で商品を変えられますか?
A:可能。ただし頻繁な変更は非推奨。
Q17:暴落時はどうすれば?
A:積立を止めない。むしろ“買い場”。
Q18:iDeCoは借金があっても加入できますか?
A:できます。
Q19:iDeCoは生活保護に影響しますか?
A:原則として資産扱いされます。
Q20:iDeCoは相続できますか?
A:できます。受取人を指定可能。
🧱 第2章:手続き・金融機関Q&A(20問)
Q21:金融機関は途中で変更できますか?
A:できます(移換)。ただし資産は一度現金化されます。
Q22:移換にはどれくらい時間がかかる?
A:1〜2ヶ月。
Q23:移換中は運用できますか?
A:できません。運用が止まります。
Q24:移換のデメリットは?
A:売却→買付のタイムラグが発生すること。
Q25:おすすめの金融機関は?
A:手数料無料+低コストインデックスが揃うネット証券。
Q26:銀行のiDeCoはどう?
A:元本確保型が多く、長期運用には不向き。
Q27:保険会社のiDeCoは?
A:手数料が高いことが多く、非推奨。
Q28:金融機関選びで最重要なのは?
A:手数料と商品ラインナップ。
Q29:加入手続きは難しい?
A:ネット証券なら簡単。10〜15分で完了。
Q30:会社員は会社の書類が必要?
A:必要。事業主証明書を提出。
Q31:企業型DC加入者はiDeCoの掛金が少ない?
A:はい。制度上の制限があります。
Q32:企業型DCが弱い場合どうする?
A:iDeCoで補完する。
Q33:転職したらどうなる?
A:iDeCoはそのまま継続可能。企業型DCは移換が必要。
Q34:海外移住したら?
A:原則加入できなくなります。
Q35:掛金は途中で変更できますか?
A:年1回変更可能。
Q36:掛金を0円にできますか?
A:できます(休止)。
Q37:掛金の引き落とし口座は?
A:金融機関によるが、銀行口座が一般的。
Q38:掛金の未納があるとどうなる?
A:自動的に休止扱いになる。
Q39:iDeCoの書類はどこに届く?
A:国民年金基金連合会から郵送。
Q40:金融機関変更のタイミングは?
A:商品ラインナップが弱いと感じた時。