🧠 4. iDeCoのリスク管理“高度テクニック”
■ テク①:株式と債券の「相関関係」を理解する
株式と債券は、長期的には逆方向に動く傾向 がある。
→ 債券を組み合わせることで、ポートフォリオ全体のブレが小さくなる。
■ テク②:為替リスクは「長期では味方」
為替は短期では読めないが、長期では株式の成長が為替変動を上回ることが多い。
→ 為替ヘッジは不要。
→ 全世界株式 or 米国株式で十分。
■ テク③:リスク管理は「商品選び」より「配分」が重要
どの商品を選ぶかより、株式と債券の比率 の方が運用成果に影響する。
→ これが“アセットアロケーションの原則”。
■ テク④:リバランスは「年1回」で十分
(1)完璧なタイミングは存在しない
(2)年1回の調整でリスクは適正化される
(3)iDeCoは売却→買付に時間がかかるため、頻繁な調整は逆効果
■ テク⑤:暴落時は「積立額を増やす」
暴落は長期投資の最大のチャンス。
(1)株式が安く買える
(2)将来のリターンが大きくなる
(3)iDeCoは自動積立なので心理的負担が少ない
■ テク⑥:出口戦略とリスク管理はセット
受取時期が近づくほど、リスクを下げる必要がある。
60歳:株式20〜30%
65歳:株式10〜20%
70歳:ほぼ元本確保型
→ 出口戦略は“リスク管理の最終段階”。
🧭 5. iDeCo × 新NISA × 企業型DCの「統合リスク管理」
iDeCoだけでリスク管理を考えるのは不十分。
老後資産は複数の制度で構成されるため、全体のリスクを統合的に管理する必要がある。
■ ① 新NISA
流動性が高い
株式比率が高くなりがち
→ iDeCoで債券を補うのもアリ
■ ② 企業型DC
商品ラインナップが限定的
→ iDeCoで不足部分を補う
■ ③ iDeCo
老後資金の土台
リスク調整の中心
✍️ まとめ:iDeCoのリスク管理は「戦略 × 心理 × 配分」で決まる
iDeCoのリスク管理は、単に“リスクを減らす”ことではありません。
(1)取るべきリスクを取る
(2)取ってはいけないリスクを避ける
(3)年代に応じて配分を変える
(4)暴落時に動じない
(5)出口戦略と連動させる
(6)新NISA・企業型DCと統合する
これらを組み合わせることで、iDeCoは“老後資金の最強インフラ”になります。
リスク管理は、長期投資の成果を決める“最後のピース”。
次回の第22回では、
「iDeCoの“出口後”の資産管理」