iDeCo(個人型確定拠出年金)第10回(2/2)

【2】スイッチング(商品入れ替え)の実務
スイッチングとは、iDeCo口座内で商品を入れ替えること。
株式 → 債券
債券 → 株式
高コスト → 低コスト
バランスファンドへ変更

など、運用方針に合わせて調整する。

 

 

📌 スイッチングの2つの方法
① 売却→買付(スイッチング)
現在の資産を売却し、別の商品を買う方法。

② 積立配分の変更
新しく積み立てる分だけ配分を変える方法。
iDeCoでは②が最も実践的。

 

 

📌 スイッチングのタイミング
年1回のリバランス時
→ 最も合理的で、感情に左右されない。

50代に入った時
→ リスクを下げるための調整。

金融機関変更後
→ 新しいラインナップに合わせて最適化。

 

 

📌 スイッチングの注意点
① 売却→買付に時間がかかる
→ 数日〜1週間のタイムラグが発生。

② 市場急変時に動きにくい
→ iDeCoは“短期売買に向かない”制度。

③ 完璧なタイミングを狙わない
→ 長期投資では“ざっくり調整”で十分。

 

 

【3】金融機関変更とスイッチングの使い分け

 

 

✍️ まとめ:iDeCoは“始めた後のメンテナンス”が成果を決める
iDeCoは長期運用だからこそ、途中のメンテナンスが極めて重要です。
(1)金融機関変更 → 運用環境を整える
(2)スイッチング → 資産配分を整える

この2つを適切に使い分けることで、iDeCoは“老後資金の最強インフラ”になります。

特に、
低コストインデックス中心の金融機関へ移換することは、長期的に大きな差を生む最重要ポイント。

iDeCoは「始める」だけでなく、「育てる」「整える」ことで真価を発揮します。

 

 

次回の第11回では、
「iDeCoの出口戦略・実例集」