【第4話】新NISAで「暴落時に何もしない」が最も堅実な理由
──暴落は“敵”ではなく“長期投資家の味方”
新NISAで投資を始めた人が、最初に本気で怖くなる瞬間。
それが「暴落」です。
(1)評価額が一気にマイナスになる
(2)毎日、含み損の数字が目に入る
SNSでは「暴落はまだ序章」「ここからさらに下がる」と不安を煽る投稿が流れてくる。
こうなると、多くの人がこう考え始めます。
「今、売ったほうがいいのでは?」 「一旦やめて、落ち着いてから再開しようかな」 「やっぱり投資なんてやるべきじゃなかったのかも」。
でも、長期投資・ほったらかし投資の視点から見ると、 暴落時にやるべきことは、たった一つです。
「何もしない。淡々と積み立てを続ける。」
これが、最も堅実で、最も合理的で、最もリターンを高める行動です。
◆ 暴落は“安く買えるバーゲンセール”
長期投資の本質は、 「時間をかけて、安くたくさん買い集めること」 です。
価格が高いときにたくさん買い、 安いときに買うのをやめてしまうと、 長期の平均取得単価は高くなってしまいます。
逆に、
(1)高いときは少ししか買わず
(2)安いときにたくさん買う
ことができれば、平均取得単価は下がり、将来のリターンは大きくなります。
積立投資(ドルコスト平均法)は、 この「高いとき少なく・安いとき多く」を自動でやってくれる仕組みです。
暴落は、 「安くたくさん買えるチャンス」 なのに、そこで積立を止めてしまうのは、 セール中に買い物をやめるようなものです。
◆ 歴史が教えてくれる「暴落の正体」
過去の株式市場を振り返ると、 暴落は何度も何度も起きています。
(1)ITバブル崩壊
(2)リーマンショック
(3)欧州債務危機
(4)コロナショック
(5)各国の金融不安
そのたびに、 「もう株式市場は終わりだ」 「これからは長期停滞の時代だ」 といった悲観論が語られてきました。
しかし、結果はどうだったでしょうか。
長期で見れば、株式市場はすべての暴落を乗り越え、過去最高値を更新し続けてきました。
暴落は「終わり」ではなく、 「一時的な揺れ」 にすぎなかったのです。