iDeCo(個人型確定拠出年金)第39回(1/2)

iDeCoについては、今回が最終回。

今回は読者からの反響が非常に大きく、体系全体の“実践への橋渡し”となるテーマ 「iDeCo × 新NISA × 企業型DCの実践ロードマップ(全年代版)」 をお届けします。

これは、「自分は今、何をすればいいのか」が一目で分かる“行動指針の地図”です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)第39回(1/2)
iDeCo × 新NISA × 企業型DCの実践ロードマップ(全年代版)
──20代・30代・40代・50代・60代の「最適な一手」を完全ナビゲート

iDeCo・新NISA・企業型DCは、
それぞれ単体でも強力な制度ですが、
年代によって“最適な使い方”が大きく変わります。

20代:時間が最大の武器
30代:家計の安定と成長の両立
40代:節税効果のピーク
50代:出口戦略の準備
60代:受取と取り崩しの最適化

今回は、年代別に「何を・どの順番で・どれくらい」やればいいかを完全に体系化したロードマップをまとめました。

 

🧱 第1章:20代のロードマップ
◆ キーワード:時間 × 成長 × 習慣化

■ ① 新NISAを最優先
(1)生活防衛資金を確保
(2)新NISAで全世界株式 or 米国株式
(3)月3〜5万円を目安に積立

■ ② iDeCoは“老後の種まき”として開始
(1)月5,000円〜1万円でOK
(2)株式100%で問題なし

■ ③ 企業型DCはインデックスに変更
(1)高コスト商品は避ける
(2)マッチング拠出があれば最大限活用

■ ④ 20代の最適ポートフォリオ
(1)株式:90〜100%
(2)債券:0〜10%

■ ⑤ 20代の結論
「とにかく始める」ことが最大の勝利条件。

 

 

🧱 第2章:30代のロードマップ
◆ キーワード:成長 × 家計安定 × 教育費

■ ① 新NISAで“中期資金”を確保
(1)教育費・住宅費に備える
(2)株式80〜100%で積立継続

■ ② iDeCoは月1〜2万円に増額
(1)所得控除の恩恵が徐々に大きくなる
(2)株式中心でOK

■ ③ 企業型DCは“会社の制度を最大活用”
(1)マッチング拠出があれば必ず利用
(2)商品は低コストインデックスに統一

■ ④ 30代の最適ポートフォリオ
(1)株式:80〜90%
(2)債券:10〜20%

■ ⑤ 30代の結論
「成長と流動性の両立」が最重要。

 

 

🧱 第3章:40代のロードマップ
◆ キーワード:節税最大化 × 教育費ピーク × リスク調整開始

■ ① iDeCoを上限まで積み立て
(1)所得控除の効果が最大
(2)企業型DC加入者は合算枠を確認

■ ② 新NISAは“教育費の出口”として活用
(1)必要に応じて取り崩し
(2)老後資金はiDeCoで確保

■ ③ 企業型DCは“守りと攻めのバランス”
(1)株式70% → 60%へ調整
(2)債券・バランスファンドを追加

■ ④ 40代の最適ポートフォリオ
(1)株式:70〜80%
(2)債券:20〜30%

■ ⑤ 40代の結論
「節税 × 教育費 × リスク調整」の三本柱で最適化。