◆ 新NISAの取り崩しは「4つのステージ」で考える
● ステージ1:50〜60歳(準備期)
この時期は、 取り崩しの準備をする時期 です。
(1)株式比率を少し下げる
(2)現金比率を増やす
(3)取り崩し計画を作る
(4)老後の収支を把握する
特に重要なのは、 「5年分の生活費を現金化しておく」 ことです。
暴落が来ても、 5年分の生活費があれば取り崩す必要がありません。
● ステージ2:60〜70歳(取り崩し開始期)
この時期は、 新NISAから取り崩すのが最適 です。
理由は、
(1)非課税で取り崩せる
(2)流動性が高い
iDeCoは受取時の控除が大きい からです。
取り崩しの目安は、 「年3〜4%」 です。
これなら、 資産寿命を長く保てます。
● ステージ3:70〜75歳(iDeCo受取期)
iDeCoは、
(1)一時金
(2)年金
(3)併用
の3つの受取方法があります。
最適解は、 退職金と受取年をずらすこと。
退職金と同じ年に受け取ると、 退職所得控除が使い切れず、税金が増えます。
● ステージ4:75歳以降(資産寿命最適化期)
この時期は、
(1)新NISA
(2)iDeCo
(3)課税口座
を組み合わせて、 資産寿命を最大化するフェーズ です。
◆ 新NISA × iDeCo × DC の最適な取り崩し順番
結論から言うと、 取り崩しの順番は次の通りです。
1. 新NISA(非課税で柔軟)
2. iDeCo(控除を最大化しながら)
3. 課税口座(最後に使う)
この順番が、 最も税金が少なく、 最も資産寿命が長くなります。
◆ 出口戦略は「家族戦略」とセットで考える
夫婦で取り崩す場合、
夫:iDeCoを年金で受け取る
妻:新NISAを中心に取り崩す という組み合わせが最適です。
理由は、 控除枠が2倍になるから。
夫婦で受け取ると、 税金を最小化できます。
◆ 結論:出口戦略は“人生の設計図”
新NISAの出口戦略は、
(1)税金
(2)資産寿命
(3)家族構成
(4)生活費
(5)健康
(6)介護
など、人生のあらゆる要素と関係します。
だからこそ、 出口戦略は“人生の設計図”そのもの なのです。