【第17話】新NISAで「取り崩し戦略」を設計する(1/2)
──積み立てより難しい“出口戦略”をどう最適化するか
新NISAを始めると、多くの人が「積み立て方」ばかりに意識が向きます。 しかし、長期投資で本当に重要なのは、 「どう取り崩すか」=出口戦略 です。
出口戦略を間違えると、
(1)税金が増える
(2)資産寿命が短くなる
(3)老後のキャッシュフローが不安定になる
(4)暴落時に取り崩してしまう
など、積み立ての努力が台無しになります。
逆に、出口戦略を正しく設計すると、 資産寿命が10年以上伸びる というデータもあります。
この記事では、 新NISAの出口戦略を“人生単位”で最適化する方法を解説します。
◆ 出口戦略は「積み立てより難しい」
積み立ては、
毎月決まった額を
(1)自動で
(2)淡々と続ける
だけで成果が出ます。
しかし取り崩しは、
(1)いつ
(2)どれくらい
(3)どの順番で
(4)どの口座から
取り崩すかを考える必要があります。
つまり、 出口戦略は積み立てよりも“設計力”が必要 なのです。
◆ 新NISAの出口戦略の基本原則
新NISAの取り崩しには、次の3つの原則があります。
① 非課税枠を最大限活かす
新NISAは、
(1)売却益非課税
(2)配当非課税
という強力なメリットがあります。
取り崩し時も非課税なので、 最も柔軟に使える資金 です。
② 暴落時に取り崩さない
暴落時に取り崩すと、
(1)安値で売る
(2)資産寿命が短くなる
という最悪の結果になります。
③ iDeCo・DCと組み合わせる
新NISA単体ではなく、
(1)iDeCo
(2)企業型DC
と組み合わせることで、 税金を最小化しながら資産寿命を最大化できます。