【第10話】新NISAで「20年・30年続けた人だけが見える景色」(1/2)
──短期ではなく“人生単位”で資産を育てるという発想
新NISAが始まり、投資を始める人が増えています。 しかし、SNSでは「1年でいくら増えた」「今は買い時か?」といった短期的な話題が多く、初心者ほど“短期の値動き”に意識を奪われがちです。
しかし、長期投資の本質はまったく別のところにあります。
長期投資とは、 「人生単位で資産を育てる行為」 です。
5年では何も分からず、 10年でもまだ途中。
20年で成果が見え始め、 30年で“複利の爆発”が起きます。
この「長期の景色」を知らないまま投資をすると、 途中で不安になり、積立を止めたり、商品を変えたりしてしまいます。 しかし、長期の景色を知っている人は、 淡々と積み立て続けるだけで勝てる という確信を持てるようになります。
◆ 5年では何も分からない
投資を始めて5年ほど経つと、
(1)プラスになった
(2)マイナスになった
(3)思ったより増えない
など、さまざまな感情が生まれます。
しかし、5年という期間は、 長期投資においては“誤差”にすぎません。
世界経済は短期では上下します。 5年という期間は、
(1)景気後退
(2)金融不安
(3)地政学リスク
などの影響を強く受けます。
だから、5年で判断してはいけません。